良い予備校とはどのような予備校でしょう?
受験生を指導するにあたり、その「指導の方向性」に関してどのように「舵を取る」べきかいつも悩んでいます。
受験生ごとに「良い予備校」選びは異なるでしょうし、新潟のような狭く、人口も少なく、世帯収入も子供の学習に掛ける費用も少ない地域である者は 「授業料の安さ」=いい予備校と思うかも知れませんし、「楽しく通えること」や「友達がいること」なんて基準だってあるかも知れません。 ただ、予備校の宿命として「狙った大学にきちんと進学できる能力」を獲得できる指導かどうか、、、は外せませんし、そういう「命題」からそれた『絵画教室』は 子供の遊び場でしかないという考え方だってできます。 一定レベル以上の学習と能力の開発、論理立てた指導は得てして「楽しくない」と感じる方も相当数いるのだろうと思いますが、そこは、、、、、 「予備校というシステムとその命題」にこだわりたい、、、と僕は思っています。 かつて、僕が受験を試みた頃ほどの入試倍率はもはや存在しません。そういう意味では大変、大学入試全体が「簡単」にはなっています。それでも、首都圏のように 小学校受験、中学受験が盛んでない地方都市では「合格のために死に物狂いで勉強した経験」のない高校生たちがいきなり20倍の入試倍率での芸大受験ははっきり言って仕舞えば「ピンとこない」ってのが正直なところではないでしょうか? 多くの大人たちが(僕も含めて)かつての自分の「苦労話」なんかを持ち出して「今の若い奴らは、、、、」などと嘆く声もよく聞かれます。 それでも「競うことを怖がる」子供に『順位をつけない、それぞれの努力を肯定する』だけの価値観を与え、高校も大学も、部活動でも「序列よりも頑張ったかどうか」を 評価基準とし続けた挙句に「合わないから」という理由で入社1ヶ月で会社を辞職する、、、、なんて若い子たちを作り続けてもいる現実は結局のところ「大人が作った世界」な訳です。 地球温暖化が叫ばれて久しく、小洒落た用語としてのSDGsが「ワード」としてだけ、目標としてだけ市民権を得つつ、その実、何をも改善できないでいる。 それと同様に「歯どめることができない問題」として少子化とか、労働者人口の現象とか、コミュ障とか、引きこもりとか、、、があったりして、これ、みんな頭を抱えている「大人たち」の責任だし、「僕も含んだ大人が本気で取り組まなきゃならない」問題なんだろうな。と思ったりしてます。 一方では僕のようなアナログなおじさんには理解できない「職業」というのがこの20年でどんどん生まれているし、これまで当たり前だった「働く」とか「納税する」とか、家族を持つとか子供を産み育てる、、、とかがもう「当たり前ってことでもないよ」という時代になっている。 子供達は将来、今はない職業選択をし、現存する職業はその業務内容の変革を余儀なくされ、ひょっとしたら「なくなってしまう」憂き目にも遭うのだろう、、、、と考えると「空恐ろしい」と感じるのは僕だけじゃないと思うのです。
by artnova
| 2023-06-02 20:13
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